olive02

お久しぶりです、樫本です。

ずいぶんと更新が滞ってしまいまして、申し訳ありません。
「待ってるよ」というお声もちらほらいただいて、これはいかん!と重い腰をあげた次第です。

前回の記事では、ようやく暖かくなってきましたとお伝えしました。
いまはもう初夏ですね。
朝夕は涼しく、例年の蒸し暑さはそれほど感じません。

来週からは、本格的な梅雨に突入するそうです。
オリーヴの生長も、ここから一気に加速していきます。
事務所の裏のオリーヴも、屋根に届きそうなぐらい、茂っています。
ちょうど花が終わり、小さな実がちらほらとできてきました。

ちなみに、農家さんの農園では、2年生の苗木に花がついていました。
品種によっては早熟なものもありますので、花が咲くのは不思議ではありません。
ただ、今回はめずらしく、ほとんどの種類に花がついていました。

写真はチプレシーノという品種です。
これは育つのが比較的ゆっくりで、トピアリー* などに適した品種です。
花は遅いと聞いていたので、こんなこともあるのか、と少々びっくりしています。

トピアリー

トピアリー (topiary) とは、樹木や低木を刈り込んで作成される造形物。動物をかたどったり、立体的な幾何学模様を造る。針金などの枠型に草花やアイビーなどのつる植物などを這わせて作成されたオブジェを含める場合もある。

出典:Wikipedia トピアリー

olive01

オリーヴに限らず、植物や動物を育てていると、予想もしなかったことがおきることがあります。
それも、「何か」を育てることの楽しみと言えるかもしれませんね。

写真では米粒ぐらいの大きさなのですが、1ヶ月もすると、縦1cmほどの幼果になります。
夏のあいだはぐんぐん大きさを増していきます。
8月の終わりには、テーブルオリーヴス用の実が収穫できるぐらいになります。
またこのブログでも、実が育っていく過程を紹介させていただきますね。

来週は大荒れの天気になるそうですので、こちらでも準備を進めています。
近畿地方では、今週末から雨が降り始めるとのことです。
来週の前半、20日あたりが一番荒れそうです。
皆様も、暴風雨などにはお気を付け下さい。

では、また。

【南あわじオリーヴ園 オリーヴマイスター 樫本 美保】