はじめまして。オリーヴのお世話がかりの樫本です。

なにか、「オリーヴマイスター」とか、偉そうな名前がついているんですが、実際はどこにでもいる農家のおばちゃんかな、と思います。出身も南あわじなので、オリーヴの洗練された雰囲気からは少し(かなり?)かけはなれているかもしれません。

さて、ちょこっとオリーヴ、はじまりました。
わりと人見知りをするので、人前に出るのは苦手だったりします。
でも、堅苦しいことはなしでいいとのことなので、気楽にオリーヴの話ができたらな、と思っています。

第1回目ということで、あまり長くなってもいけません。
1つだけ、私がオリーヴを好きになった理由を書きたいと思います。
とはいっても、魅力の多いオリーヴ。たくさんありますよね。
樹の姿そのものがきれい。実が収穫できて、オリーヴオイルがしぼれる。育てやすい、などなど。
100人いれば100通りの理由があるかもしれません。

ただ、大きな魅力のひとつとして、「たとえ失敗しても、芽を出してくれる」ということがあります。
本来、栽培者としてはとても恥ずかしい、あってはならないことですが、お世話をはじめた当初は、失敗の連続でした。
それでも、800本近くのオリーヴが育ってくれています。
条件の悪い場所でも、剪定しすぎても、虫に葉を食べられても、けなげに新芽を出してくれる。
その頑張りに、私もこたえなければ、と思わせてくれる。
それこそが、オリーヴの最大の魅力ではないかと思います。

皆さんはどんなところがお好きでしょうか。
気軽にお声かけくださいませ。

ではまた、次回の日記でお会いしましょう。

【南あわじオリーヴ園 オリーヴマイスター 樫本 美保】