このページでは、オリーヴの栽培方法をご案内しています。

栽培カレンダー

年間の栽培カレンダーです。栽培の目安にしていただければと思います。

栽培カレンダー
1.苗木の植え方

◆用意するもの(共通)……培養土、支柱、麻紐、じょうろ、軍手、マスク

鉢植え
◆用意するもの……鉢、移植ごて、底石、ネット
鉢穴にネットをしき、底石を鉢の2割までいれます。
鉢に苗木をいれて高さを確認し、培養土を足してください。縁から2cmのところに苗木の表土がくるのがちょうどいい高さです。
苗木をポットから出し、春先は根鉢をほぐして土をいれます。それ以外の季節は根鉢をほぐさずに土を足してください。
支柱を立てて、鉢底から水があふれるぐらいまで水やりをしてください。
庭植え
◆用意するもの……剣先スコップ、有機石灰、完熟堆肥
植付け場所に苗木をおき、3~5倍の大きさの穴を掘ります。深さは30~50cm程度です。
掘った土の半分を戻し、有機石灰・完熟堆肥を規定量いれ、よく混ぜます。
深植えにならないように注意しながら、苗木の表土が地面よりも高くなるように土を戻します。足りない場合は、培養土で底上げを。
水が流れ出ないよう、苗木のまわりに盛り土をして、たっぷりと水やりをしてください。

2.普段のお世話

水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと、鉢底からあふれるぐらいまで。地植えの場合は、土の中に水がしみこんでいかなくなるまでが目安。
剪定
基本的には枯れ枝を中心に、日当たりと風通しがよくなるように切ればOK。
肥料
芽が出る前、実の付きはじめ、収穫後に完熟堆肥をあげて元気いっぱい。2月の有機石灰も忘れずに。
植替え
鉢植え・コンテナ栽培は2~3年経ったら、ひとまわり大きめの鉢に着替えを。

3.栽培条件

場所
日光がたっぷりとそそぐ、風の吹きぬける場所が理想的。

水やりをしてすぐ、すうっとしみこむ水はけのよさが肝心。肥料はそれほどいりませんが、酸性土では育ちにくいかも。
気温
温暖な気候を好みます。寒さ暑さに強く、少しの間なら-10℃にも耐えます。

4.病害虫

病気
炭疽病、梢枯病など。栽培条件がよければ、ほとんど気にする必要なし。

ハマキムシ・オリーブアナアキゾウムシなどが主。すぐに対処すれば、枯れる心配はありません。